NAMASUTE INDIA

        
今や国民的ヒーローのラジニカーン  元Miss Worldの アイソリア
                                                 
  インドを楽しもう(映画、音楽)Entertainment   link filmfare
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インドは映画大国であって、映画を語らずしてインドは語れないほどだ。
約10億人以上と言われる人口を抱えているインド。
五十とも100とも言われてるたくさんの言語、
IT産業などで働く者とそうでないものの格差が広がる。

貧しき者は人口の7割にも達するという彼らは最南端のケープコモリンから北はヒマラヤまで
広大な土地に分散してる。
いまだにテレビはおろか電気さえないところもあるという。

もしそんな彼らが、インド中の情報を得ようとするのは映画が手っ取りばやい。
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旅するインド人
映画では自分の行った事の無い都市や町、そして海外の
町もみられるのだ。(主に香港、、ジャッキーチェンが大人気)
南の人にとっては見たことも無い雪景色、
内陸の人にとっては海は見たことが無い景色だ。
もちろんインドの他の都市も行ったことが無かったり、聞いたこともなかったりする。
それを伝えるのが映画であり彼らは映画の中で旅するのである。
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政府広報も映画で
また映画は、文化の高揚にも使われ、食事の前には手を洗いましょう。窓から物を捨てない様に。
流言飛語は信じてはいけません、ラジオで確認しましょうなど伝える役目を担ってる。
この国の知名度のある人は映画俳優である。州知事などに映画俳優上がりの人が多いのはそのせいだ。
いくら政治力を持っていても、その土地では有名であっても州全体では、かすんで見えない。
映画の中でカッコゥ良い政治化を演じた俳優は、現実と虚実の世界を混同した庶民にとっては理想の人に見える。
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映画は国をも制す
したがって最近は選挙前には立候補する俳優の映画を上演してはならないことになってる。
またある政党は、とっくに亡くなった元州知事であり、映画俳優であった党首の映画を流しつづけることによって、
その人がまだ生きているような錯覚を起こさせたりして地盤をまもっていたりする。

そんな訳で政党も手段として映画産業を応援する。
極端な言い方をすれば映画を制する者は国を制するのである。

生産数は世界一
ここには数え切れないほどの言葉が存在すると別な項で紹介したが、言葉で伝えられないこと、
また文字が読めない人でも、またテレビも無い人や、家に電気が無い人でも楽しめるのが映画である。
その生産数も多く何でもギネスブックに載るほどであるという。
いまインドではこんな言葉が流行ってる。

ボリーウッド。Bombayのボにハリーウッドを掛け合わせたものであって、インド映画のことを指す。

なぜ映画がはやるのか?
映画のはやる原因の一つに、政治家に対する批判や、賄賂を受け取る役人、
暴力で言うことを聞かせる金持ちなどに対するウップンを晴らしてくれるGAS抜き効果がある。
また本筋とは関係ないような笑えるコントが挿入されたり、豪華な衣装やセットでのダンスや
歌曲に酔いしれることが出来る庶民の数すくない一大エンターテイメントである。
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料金
したがって幅ひろい層に見ることが出来るように、料金は安く設定されている。
村の映画館は外目にもみすぼらしい。トタン板の塊のようである。
そこでは料金も格安であり 5Rs.10Rsなどの低料金である。

しかし、大きな町ではシネコンプレックスなども建設され一度にたくさんの映画が上映され
冷房付きでスーパーやレストランなども併設されている。
したがって料金も50Rs/100Rsなどとしっかり割高な料金を取ってる。
インドでは庶民の娯楽は少なく、その中でも映画を見ることが大きな喜びである。

ハイデラバードではIMAX 3D のスクリーンもあって、それは日本のスクリーンより
さらに大きな画面で映画を見ることもできる。
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客席は砂地
村の映画館を覗いてみたら、客席は無く砂地の地べたに座って見るのである。またその地べたには、
真ん中に1mくらいのブロック塀が入り口からスクリーンまで積まれており、
なんと男女の席を区分けしてるのである。
デリーでは、爆弾騒ぎのせいか、入り口で手荷物やカメラを一時預かりに
渡さなくてはならないこともあったが、場所によって規制は違うので注意。


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俳優の特徴

インド映画の特徴に俳優の体格があった。

インドの俳優は簡単にいってデブの人が多い。太った女性は美人であり、太った人がヒーローである。
そんな先入観念にとらわれてしまう時期があったが今では大きく変化してる。
男は筋肉を鍛え、空手やカンフーを使う。上半身裸で見栄えのする男が増えてる。
一方女性は、脚がながく、腰がくびれ胸が大きい女優が増える傾向である。
つまり アメリカ型、ヨーロッパ型になってきてる。
サリーだった衣装も ミニスカートが多い。今も世間では恥ずかしいスタイルと言われるが
スクリーン上では開放されてる。
 しかし、ミニスカートと言っても、スカートの中はスカートと同じ色のスパッツだ。

まあ、ちょっと前までは、足首までの下着をしていたのだから贅沢はいえない。

女優がやせて短いスカートが似合うようになってきたことから
過去とは違ってファッションモデルのような体型が美人と評価される。
これは世間でも同じような評価になってる。俳優でなくとも体重は気になるらしい。

今までは太ったお母さんのような人が憧れだったが、そうではなくなった。

スタイルのよい、若い人が主役に抜擢されるのは日本と同じである。
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歌と演技は別なのがインド映画である。全部とはいえないが歌はほとんどクチパク。

歌いながら踊る女優さんはかっこいい。
しかし残念ながら、そのほとんどが、音楽に合わせて口を合わせているのであって
本人が歌っているのではない。これがインド映画の伝統である。
だからうまい歌手はたくさんの女優の(男優も)歌を担当する、つまり同じ声になってしまうのだ。
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町のあちこちで見られるロケ風景
インドの町でしばらく暮らしてみると解るが、町の中でロケをしてる場面にぶつかることがある。
海岸で、町の家をつかってなどかなりの確立でロケが行われている。

各分担に分かれるのがインドのマスター方式であるからたくさんの人たちが撮影に携わる。

撮影を見てると面白いのが食事の支度、何はともあれ炊事場が用意される。
またはほかで作った大きなバケツ風の入れ物で運ばれてくる。
それらを皿に盛り付けてしっかり時間をかけて食べる。

撮影に食事は欠かせないイベントである。
そのための発電機や給食の移動設備は完璧である。

  映画 ジーンズのポスター


日本人も映画に出られる。/ 俳優に会うことができる。

インドの映画に日本人が出演したことをご存知だろうか?
答えはYesである。
私の知人(複数)も映画に出演した経験がある。 
ふとひょんなわけで映画に出ることになった。
それも南インドのスーパースターのラジニカーンの映画にである。
チェンナイに住む日本人駐在員であったが熱演した。

映画BABA、乱暴者で町中から嫌われてる若者がある時、
神様からお告げが降りる。
そんなストーリだが、彼の他にも日本人の娘さんも出演している。
選挙運動のシンボルマークを日の丸にしたり大サービスの映画。

この映画には マニシャコイララが出演している。
マニシャは ネパール王族の一員という変わった育ちであるだけあって
田舎の町を背景に撮影された映画の中で(都会的に)光輝いて見えた。
こちらに写真集があるのでリンクします。

マニシャは 「ボンベイ」での熱演と愛らしさで私をインド映画の世界に
引き込んだという思い出のアクトレス、いまだにCDを聞くとシーンがよみがえる。
マニシャコイララ
Del Se や BOMBEY など大きな映画で熱演してる。

映画 「ムトウ 踊るマハラジャ」で一躍日本に知られるようになった
ミーナもをチェンナイでみた。

ぜひ、いつかインドで会ってみたいのはAISHWARYA RAIだ。
今では結婚して RAIは着かなくなった。
 

消え行く映画村
ただ残念なのは最近、映画村や大きな撮影スタジオなどが都市化の波で マンションなどに
立て替えられたり、IT村になってしまったりしていることである。