泣く子は拾われるが、何も言わない大人は捨てられる。
 
Little Dolops
オーナーの言葉(上)は痛烈に感じた
2010年8月17日更新


インドに今もある「うばすて山」、、本当? 、、

好奇心旺盛な筆者は路上で暮らす老人たちのなぜ、と興味が湧いた。 
そこで、知人の紹介からこの施設(チェンナイ郊外)を訪ねてみた。


むかし、昔 あるところに、、、このように始まる物語の中にある話としか考えられないが、
ここ、インドには姥捨て山が実際にあった。

年老いた親、病気で体の自由が利かなくなった親などを家から放り出すのである。
  
インドを訪れた人の多くが必ず目にするのが、道端でうずくまった人や、

年老いたお乞食さんであったり、

生きているのか死んでいるのか解らない動かない人達である。



インドというキーワードといえば、ガンジーとタージマハール、

そしてマザーテレサの3つが私たちの頭に浮かぶ。

マザーテレサは街に捨てられた人達を収容し、

食べ物と生きる場所を与えるという奉仕活動を終身にわたって続けたことで、

世界中に感動をあたえた。


高度な経済成長を続けるインドではすでに豊かな環境になり、

彼女の行った奉仕活動は過去のものとばかり思っていたが、

今も存在してることに驚かされる。

 

ここではマドラス近郊にある、マザーテレサの精神を引き継ぎ、

彼女のテープカットで始まった施設をご紹介したい。


マザーテレサもテープカットに訪れてくれた。

その施設の名前は LITTLE DOLOPS という。

今この施設には350人ものご老人/老女が収容されている。(2010年8月現在)

その内100人あまりは精神に異常をきたしてる方と説明された。



そのほとんどが町や村の道端に捨て置かれたホームレスたちだ。

その人たちは身寄りもない天蓋孤独な人も もちろんいるが、

キチンとした家族や大きくなった自分の子供達もいる人も捨てられ、そしてここに運ばれてくる。

家族に捨てられたからである。

私たちの考えからは、苦労をして育ててくれた親を、

また糧を持たない老人を街に村に捨てるという考え方が解らない。

中には決して貧しくもない中流の家族から捨てられた人達も多いと聞く

子供が結婚をし、嫁姑との諍いから、母が邪魔になって捨てられた人

お漏らしして家が汚れるからという単純な理由から捨てられたという老人もいて

何も言わない大人は捨てられていくのである。

この仕組みを、姥捨て山と呼ぶ以外に適切な言葉が見つからない


施設は一般、治療、精神異常者、そして男女別の部屋に分かれて暮らす。


この日HPを見たという読者の方から寄付の申し出があって施設をご案内した。

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